ついに夏本番。エネルギーを増しつつある街のムードも相まって、カラーアイテムや柄モノが活躍するシーンが増えそう。オシャレ上手なPasand（パサンド）スタッフは、どんな色や柄をこの夏の本命に選んだのか、そしてどうコーディネートするのか聞きました。

Cotton Voile Dot Hemla Frill Dress
¥35,200

Hand Woven Silk Check Kurta Dress
¥44,000

ディレクター・MAMI (164cm)

「この夏はゆっくり時間を取ってジャン・プルーヴェ展に行きたい」と話すディレクターのMAMIが夏の街歩きに選んだのは、ドットを多用したブラックのドレスと、インドの先住民が描くゴンド・アートにインスパイアされた色鮮やかなチェック柄のワンピース。抜け感のある洋服に大人な小物を組み合わせれば、都会派の夏コーデが完成。どちらもデコルテをキレイに見せてくれるので、大人な街がよく似合いそう。

デザイナー・MIKI (167cm)

デザイナーのMIKIは、娘とリンクコーデを楽しめるアイテムをセレクト。写真左のコーデは、上下共にウォッシャブルだから汚れても安心。「子供と一緒の時は動きやすさが大事」としつつ、シアーなトップスやゴールドの箔プリントが施されたパンツでカジュアルになりすぎないバランスが絶妙。写真右のコーデは、親子で同じ柄のアイテムを着用しているのにカラーとデザインが違うのでやりすぎに見えない。締め付けが一切ないシルエットでとにかく楽なワンピースは、洗ってもすぐに乾くコットンボイル素材なので旅行に欠かせないアイテム。

デザイナー・MIU (172cm)

異なる場所で開催されるフェスをイメージした2つのコーデ。刺しゅうトップスの上にゴアテックスのジャケットを肩掛けしたコーデ<写真左>は山でのイベントを、アフリカン柄のトップスとパンツのセットアップ<写真右>は海でのイベントに向けて。動きやすさを重視して、どちらもパンツをセレクト。それぞれ単品使いをすれば街に馴染んでくれるのも嬉しい。

PR・NENE (151cm)

ショッピングデートの日<写真左>は試着がしやすいようにピンクのワンピースで。1枚で着るとリゾート感漂うキャミワンピも、カットソーの上に着ればシティな雰囲気に。携帯、お財布、リップ…、買い物の日に必要なモノが全部入って可愛い布バッグも都会的な雰囲気に一役。ディナーデートの日<写真右>は、胸元がスクエアに開いたドレスをチョイスしてフォーマルに。小物はサテンやツイード素材を選んでクラシカルに。足元はあえてフラットなシューズを選んで抜け感を出したのもポイント。

photography: Akemi Kurosaka (Stuh)
text: Pierre la Roche