ウエディングドレスディレクター・山城葉子さんがプロデュースする、夏の日差しの下でも心地よい服
2023.06.05
ウエディングドレスディレクター・山城葉子さんがプロデュースする、夏の日差しの下でも心地よい服
ウェディングサロン「YOKO YAMASHIRO Designs」の代表として、世界各国からドレスをセレクトするディレクターの山城葉子さん。出張先や旅に出ることが多いと言う山城さんはスーツケースに入れて持ち運べて、尚且つリラックスできるかどうかが服選びの重要なポイントなのだそう。プライベートでもよく着ているというne Quittez pasとの初コラボレーションには、彼女の洗練されたエッセンスがたっぷり詰まっていました。全4型をムードの異なる2生地ずつで展開した、計8アイテムの魅力を余すところなくお伝えします。
素材感を楽しむ、甘さ控えめなドット柄ワンピース。
「上品なレッドでドット柄も大人な雰囲気に。軽くてさらりとした素材感は着心地もよくてノンストレス!」
今回のコラボレーションで山城さんがテーマにしていたのは、日差しが強い夏のバカンスシーンでも一枚で着てリラックスできるデザインで、かつシンプルで長く着られる服。そのために山城さんが特に意識したのが素材感とカラーだ。
「YOKO YAMASHIRO Designs」のコーポレートカラーでもあるレッドは今回のコラボレーションアイテムに山城さんが是非とも取り入れたかった色。幼く見えないよう、トーンを細かく調整した赤色が太陽の下でよく映える。
グリーン×ホワイトのストライプで、カジュアルも爽やかに。
「キュッとウエストをマークしつつ、ゆったりした身幅でリラックスできるパンツ。スニーカーなどカジュアルなスタイルにも合わせやすい便利な一着です」
胸元にあしらったくるみボタン、腰の位置を高く見せてくれるハイウエストが特徴的なオールインワンは、上品なネイビーと爽やかなストライプ柄の二色展開。白を基調としたストライプ柄は、ヒールはもちろんフラットなサンダルやスニーカーとの相性もバッチリ。ウエストの切り替え部分には背中にまで細かくギャザーを入れることで、一枚で着ても立体感のあるデザインになっている。
大ぶりな大人フリルは、着るだけでドラマティックな印象に。
※Bamboo Chairは青山店にて販売しております。
「デコルテを綺麗に見せてくれるスクエアネックは今回どうしても取り入れたくて譲れなかったデザイン。立ち上がりのいい肩周りのフリルも、ネイビーカラーで程よい甘さに」
胸元の細かいギャザーと大ぶりな袖のフリルデザインが特徴のセットアップは、シンプルなネイビーで大人でも着やすい落ち着いた印象に。ウエストがゴムになった楽チンショートパンツはシンプルにTシャツと合わせても、またトップスはプールサイドで水着の上から羽織っても可愛らしい。パジャマに見えないよう、ツヤ感のある高密度なリネンでリッチ感アップ。
さりげない背中のリボンが夏の素肌に映える。
「密度の高い高品質ラミーを贅沢に使った、裾の先まで抜かりないキャミソールワンピース。麦わら帽子をかぶってとことん夏の定番スタイルを楽しむのも◎」
山城さんの身長は170cm。既存の服だと丈が短いと感じることも多かったそうで、自らプロデュースする今回のコラボでは丈感にはこだわった。キャミソールワンピースとオールインワンは、着た時にギリギリ床に付くか付かないかくらいのフルレングスのデザイン。身長に合わせて選んでもらえるよう、SとMの2サイズ展開に。生地をたっぷりと使っているので、風になびいた時のフレアの広がり方も美しい。
シンプルな巻きスカートワンピースは腰のリボンがアクセント
※Kantha Rug(1点もの)は青山店、恵比寿店にて販売しております。
「程よく開いたVネックの胸元には、お気に入りのコインネックレスをON。シンプルだからこそアクセサリーや小物との組み合わせも楽しめます」
今回のコラボレーションは、山城さんが普段よく着ている私物のアイテムから着想を得たという。特に普段からよく着るというネイビーカラーは、シンプルだからこそ素材が命。高級感が出るようne Quittez pas オリジナルの高品質ラミーを使用した。ラミーの程よいツヤ感が、動きに合わせて服に輝きをもたらしてくれる。
ビーチやプールサイドで目を引くストライプの軽やかなセットアップ
「水着の上に着て、そのままプールや海へお出かけしたいです。丈感にこだわりが詰まったショートパンツはとても動きやすくて、車を運転するシーンでも重宝しますよ」
上下別々でもコーディネートを楽しめるセットアップは、今回のコラボで山城さんが必ず作りたかったアイテム。膝丈のハーフパンツよりも短く動きやすく、大人でも短すぎない絶妙な丈感には、細かいところまでこだわる山城さんのセンスが光っている。
シックなネイビーを纏って、少し背筋の伸びるディナーへ
「太めのパンツにヒールがよく似合うオールインワン。一着で決まるので、旅先やバカンスシーンでの突然のフォーマルシーンでも安心」
立った時のシルエットが特に美しいオールインワンは、ドレスアップしたいシーンやディナーにもおすすめ。ウエスト部分はキュッと締まり、腰回りから裾にかけてはバギーパンツのように身幅にゆとりがあるデザインで、スタイルアップ効果も期待できる。
主役級の総柄ドットもヘルシーな肌見せで抜け感をプラス
「今回のコラボで目指したのは、テーマがバカンスだからといってアジアンテイストになりすぎず日常でも使いやすい服。水着やインナーとの組み合わせを楽しむのもおすすめです」
汗ばむ夏場は水着を下着代わりに着ているという山城さん。背中が大胆に開いたキャミソールワンピースは、そんなインナーとのレイヤードを楽しめる一着。ビーチやプールサイドで自分だけの組み合わせを楽しんでいただける。鮮やかなレッドは太陽の光とも相性抜群で、夏に大活躍するアイテムだ。